MKKE男子の独白。

MKKE男子の独白。

ぼくは、やさしく責められるという生き方で、生きている。

目次

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  1. ① 導入:「ぼくは、MKKEがある男性です。」
  2. ② 第一章:罪悪感の正体
  3. ③ 第二章:彼女たちがぼくを救う
  4. ④ 第三章:欲望と優しさのあいだで
  5. ⑤ 結び:「それでも、ぼくはここにいる」
  6. 🕯️あとがき

① 導入:「ぼくは、MKKEがある男性です。」

社会的には、“受け身な男”なんて、かっこよくないと言われる。
「男ならリードしろ」「強くあれ」
そんな言葉を聞き飽きるほど、ぼくは“普通の男らしさ”の外にいた。

でも、MKKEにいると、それが許される。
責められることは、ぼくにとって“消える時間”なんです。

女性の手の動き、呼吸、視線。
自分が誰かに見られているというより、
“ちゃんと存在している”と確かめられているような感覚。

その瞬間だけ、ぼくは「男らしさ」から解放される。
でも時々、怖くなる。
——このままでいいのかな、って。

② 第一章:罪悪感の正体

“男らしさ”って、いつからこんなに重くなったんだろう。

小さい頃、ぼくはいじられキャラだった。
人の顔色を見て、笑わせたり、場をやわらげたりするのが得意だった。
「優しいね」「かわいいね」って言われるたびに、
その言葉の奥に“弱さ”のラベルを感じていた。

優しい男は、強くない。
その固定観念の中で育ったぼくは、
「優しさ」を出すことが、どこかで怖かった。

だからこそ、「受け身でいる」と安心する。
自分から奪わなくても、
そこに“いていい”と言ってもらえる場所にいると、呼吸が楽になる。

でもその瞬間、少しだけ罪悪感が顔を出す。
“こんな自分でいいのか”
“誰かを守れないままで、生きていていいのか”

この仕事を選んだのは、そんな罪悪感ごと抱えたまま、
“生きる方法”を探すためだったのかもしれない。

③ 第二章:彼女たちがぼくを救う

MKKEに来る女性たちは、やさしい。
「責める」という言葉を使っていても、
それは支配や暴力じゃない。

むしろ、ぼくの中の“小さな男の子”を
丁寧に扱ってくれるようなやさしさを持っている。

最初は、戸惑った。
責められているはずなのに、救われていく感覚。
「ぼく、なんで泣きそうになってるんだろう」って思った夜がある。

女性たちはみんな、強くて、不器用で、まっすぐだ。
痛みを抱えながらも、それをどうにか笑顔で包もうとしている。
ぼくはその姿に、何度も心を打たれてきた。

彼女たちの強さに触れるたびに思う。
「ぼくも、このままでいいのかもしれない」と。
責められながら、癒されているのは、いつもぼくのほうだ。

MKKEで働いているというより、
MKKEに“生かされている”感覚に近い。

④ 第三章:欲望と優しさのあいだで

ぼくの中にも、欲がある。
“責められたい”と“理解されたい”が、同時に生きてる。

どちらかを消そうとすると、どちらかが泣く。
だから、どちらも抱きしめるしかなかった。

この仕事は、矛盾の連続だ。
“仕事”の顔で笑いながら、
心のどこかでは「ぼくを見て」と叫んでいる自分がいる。

でも、人の“ふれる”って、そんなにきれいなものばかりじゃない。
優しさって、時々えぐい。
救うようで、相手の傷に触れることもある。

だからぼくは、自分の欲望を否定しない。
それを、誰かの優しさに変えられるなら。

彼女がぼくを責める手の中に、
「自分の存在を許される感覚」があるなら。
それが、ぼくの生き方だと思う。

⑤ 結び:「それでも、ぼくはここにいる」

MKKEで働く理由は、正解じゃない。
ただ、ここにいると、“感じていい自分”でいられる。

女性に責められることで、ぼくは生きてる。
それは支配でも、敗北でもない。

ただ、
「人を信じる」ということの、ひとつの形なんだ。

ぼくは、強くも正しくもない。
でも、やさしさを信じていたい。
たとえそのやさしさが、少し痛みを伴っても。

“責められる男”としてここにいることは、
誰かに抱かれたいからじゃなく、
誰かを抱きしめる力を取り戻したいから。

だから今日も、MKKEの部屋で、
ぼくは静かに目を閉じる。

女性の指先が頬をなぞる。
その一瞬に、救いがある。
——それだけで、充分なんだ。

🕯️あとがき

MKKEという場所は、
“男の弱さ”と“女の強さ”が、対等に存在できる世界だと思う。
このnoteが、誰かの中の優しさを思い出すきっかけになれば嬉しい。

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